メルカリでガラス製家具を出品する場合に注意しなければいけない事

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メルカリでショーケースの様なガラス製家具を出品しました。

購入者は決まったものの発送するまでに一苦労。

いろいろ調べて無事購入者に届くまでの顛末をご紹介します。

出品ルールには書かれていますが、

ガラス製家具は運搬が難しくクレームが付きやすい物らしい。

割れ物なので丁寧な運搬が必要です。

破損したりすることも多いでしょうから、取り扱いは確かに難しい製品です。

ガラス家具は「たのメル便」が使えない。発送業者は自分で探さないといけない。

わたしの場合ガラスキャビネットを「たのメル便」で登録したところ、

「たのメル便」で取り扱うことのできない商品です」とのメッセージになり即、出品停止になりました。

メルカリに問合せたところ、自己責任で発送する方法を伝えられましたが、

発送業者は紹介してくれませんでした。

出品すること自体は問題ありませんが、発送業者は自力で探すしかない!

それがガラス製品を取り扱う際の決まり事です。

ガラス家具

↑こんな感じのガラス面が多い家具

 

家具の様な大きな品物は、十分に梱包して大切に運んでもらう必要があります。

大きな品物というだけであれば、メルカリなら「たのメル便」が頼りになります。

ヤマト運輸さんが自宅まで取りに来てくれて、しっかりと梱包までしてくれます。

既定の料金を払えば匿名発送でも大丈夫です。

しかし、ガラスの部分が多い家具は受け付けてくれません。残念。

出品する際は、発送は「未定」にしておくか、購入者負担とする。

後で発送を請け負ってくれる業者について説明はいたしますが、

たのメル便と違って送り先によっては送料が大きく変わります。

送料負担によって、赤字にならないよう注意しなければいけません。

そのために出品する際には

1,自宅まで取りに来てもらう、近隣の方限定にしておく

2,自分の在住ずる都道府県名を表示しておき、購入者負担とする

3,出品者負担で送る。ただし、メルカリの匿名配送は使えないので購入してもらったら、

「送り先の住所、お名前、電話番号を教えていただける方限定」とする。(送り先によって送料に違いがあります)

以上のいずれかを明確にしておきましょう。

わたしの場合は、

3の出品者負担にしてましたので、

後で依頼する業者を探したので購入者の方に数日待たせることになってしまいました。すみませんでした。

確認した範囲で発送業者は以下の3件。

(他にもお近くの運送会社さんで請け負ってくれるところはあるかもしれません)

相談可能な運送業者

1,ヤマト運輸

直接相談すればヤマト運輸でも取り扱いはしてくれます。

ただし縦、奥行き、高さの合計寸法が200cm以内です

2,佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅急便」

こちらも相談すれば取り扱いしてくれます。

ただし縦、奥行き、高さの合計寸法が260cm以内、重量50kg以内です

3,他のブログ情報でお世話になったというムービングエスでも対応してくれるようです。

いずれの業者も、しっかりとした梱包が前提です。

ガラス部分が衝撃吸収されるようにしっかりと梱包していなかったりするとお断りされる可能性があります。

ここは重要なポイントになります。

今回お世話になったのは佐川急便の、「飛脚ラージサイズ宅急便」

メルカリはヤマト運輸と提携しているようなので、

はじめにヤマト運輸の営業所まで行って相談したところ、厳重に梱包してもらえばOK。

ただし、縦、横、奥行きの合計寸法が200cm迄とのこと・・・・。

230cm以上だったので取り扱いはできないことになりました。

次に佐川急便に相談したところ、

「飛脚ラージサイズ宅急便」なるサービスで対応できるとのこと。

ガラス製品になるので梱包はしっかり行わないと取り扱いはできないとのことでした。

飛脚ラージサイズ宅急便送料の詳細はこちら

しかし佐川急便でも、取り扱える大きさに制限はあります。

縦、横、奥行きの合計寸法が260cm以内迄とのこと。

今回は寸法内だったのでお願いできることになりました。

もしものための保険料は別途になります。と説明されドキドキしていると

50,000円迄の保障で、50円の保険料がプラスですとのこと

1万円上がることに、10円ずつプラスになるそうです。

・・・全然OKです、頼りになります佐川さん。

梱包は自己責任、ガラスが割れないように梱包をする

小物のガラス製品や陶器などの送り方はメルカリも下記のページでアドバイスしてくれています。

ガラスや割れやすい物の送り方(小物の場合)

しかし家具などの大きなもののガラス製品は、

自己責任で梱包し発送業者も出品者が選んでくださいとのこと。

そのため発送業者に関する情報や梱包の仕方なども教えてはくれません。

自分で調べるしかありません。

ヤマト運輸の営業所で相談した際、梱包方法も聞いてみました。

梱包材で厚めにしっかり梱包してください、

そのかたの話では、厚めにというのは、4~5cmの厚さでというニュアンスで説明されましたが、

相当にぐるぐる巻きにしてほしいようです。

梱包のポイント

輸送時の振動が一番の大敵

ガラス面を直接保護するのはもちろんですが、

ガラスが割れる原因はちょっとした振動だったりします。

輸送しているトラックがチョットした段差を通ると、ガタン!と振動が発生します。

その振動が、ガラス家具をたった1cmだけでも浮かせて再び着地したら、

その時の衝撃でガラスは割れてしまいます。

ガラス家具を守るためには前後左右も大切ですが、

上下の振動対策が最も重要です。特に、一番下の接地面の振動対策が重要なんです。

運送会社に依頼をすると、慎重に運んでもらうことはできます。

しかし、輸送中のギャップ等は避けることはできません。

そのために、上下、前後左右くまなく衝撃吸収材で包み、

さらに段ボウルでしっかりと覆い結束バンドを巻いて送り出します。

そして底の部分、又は足の部分は最も振動吸収材を分厚くして梱包します。

輸送中の下からの衝撃をとことん吸収させるために、

段ボウルやエアキャップ等を3~4cmの厚さにしましょう。

底の部分に厚いクッションを付けましょう

ヤマト運輸さんから聞いた、分厚い梱包の必要性は大げさではなく、

それぐらいの振動吸収能力がないと安全には運べないよという経験からくるアドバイスだったと思います。

板ガラスの梱包

1,外れる板硝子やガラステーブルなどは、一枚一枚梱包材でしっかりぐるぐる巻きにする

緩衝材プチプチ

梱包材→参考緩衝材 プチプチを使用して全体を覆う。

2,それを段ボールに入れて結束する。

板ボール

板段ボール:180×90cmの板状の段ボールを使って丁度良い大きさで箱を作る

家具全体の梱包

1,板ガラス同様に、梱包材のプチプチで隙間なく全体を覆います。

通常のプチプチで、3重巻き位しっかりと覆うようにぐるぐる巻きにします。

ヤマト運輸で説明された、4~5cm迄にはなりませんが、2cm位の厚さは必要です。

2,段ボールで全体を覆う

家具を入れるのにちょうどよい段ボールなど売っていません。

板段ボールを使って梱包材でぐるぐる巻きにした家具をしっかりと囲うように段ボールで覆います。

家具のサイズに合わせ布テープで家具の形に合わせピッタリのサイズで覆います。

これもできれば、上下左右隙間なく2重に囲う。

※梱包材のプチプチや板段ボールは、Amazonなどで購入すると割高です。

近くの大きめのDIYセンターなどで購入すると安く手に入ります。

3,結束バンドで縛る

PPバンド等を使って、荷物を縦横にしっかりと巻いて仕上げる。

ppバンド

普通のビニールひもではゆるんだり、結束が甘くなってしまうのでppバンドがおすすめです。

段ボールの剥がれ防止になるし、持ち運びがしやすくなります。

最後に荷物の外側に「上下の表示」と「割れ物注意シール」を張って出荷します。

(割れ物注意は運送会社さんで貼ってくれるようです。私の場合は佐川さんが貼ってくれました。)

割れ物注意

混載の荷物が当たったぐらいではガラスは割れないような状態にします。

更に、足元は分厚く衝撃吸収対策を施して送り出すことです。

まとめ

1,出品する段階できちんと説明を入れる

2,運んでもらう運送会社を選定しておく

3,荷造りをしっかりと行う

3のポイントに注意して取り扱いましょう。

最後に、今回わたしが利用した飛脚ラージサイズ宅急便には「運送保険」をかけることができました。

50,000円の補償で50円の掛け金でした。

(最高300,000円迄)補償額によって金額は上がりますが

わずかな額なので保険も掛けて発送できるとあんしんですね。

ガラス製家具を発送する際に参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

 

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