新型コロナウイルスによる自粛で家にいるなら、片付けをしませんか。
そう、たまっている本を処分するいいチャンスです。
今までは「本を売るならブックオフ～」中古本の買取でおなじみ
ブックオフさんにを利用していた方が多いのではないでしょうか?
今回は、インターネットで依頼できる本の買取会社4社を利用して、
本を高値で買い取ってもらうコツをご紹介します。
リアル店舗で本を売ると損をする?
コロナ騒動で週末も出かけないので、この機会に本のかたづけを始めました。
今回も、第一弾はブックオフさんに台車山盛りで持ち込みました。
その結果、「え！これだけ?」購入後2年程度の新しい本だったり、
今も人気がある漫画だったりを大量に持ち込んだはずなのですが、
結果はイマイチでした。およそ70冊（1,502円なり）
そもそも自分が持っている本の市場価値なんて分かりません。
売れない本だから、買取価格は安めになると言われても納得するしかないですね。
本に限らず、リサイクルショップの買取価格には納得がいかないことはよくあります。
ネット買取サービスで本を売ると、高く買い取ってもらえた！
ネット買い取りを依頼する。期待のできる4社を厳選
ネットでの買取は聞いたことがあったので、この機会に試してみることにしました。
お世話になったのは以下の4社。
他にも買取をする会社はいくつかあります。上記4社を利用したのは、その場で買取価格案を提示してくれるという機能や翌日には査定額を提示してくれるサービスがあるからでした。
・【バリューブックス】
・【ブックオフ】公式宅配買取サービス
・【ブックサプライ
】
・【BOOKRIVER】
正式に依頼するときには、どこを利用する場合も、会員登録または個人の情報の登録が必要です。
自分の氏名、住所、連絡先、身分証明書（だいたい免許証でOK)、
買取後の入金口座の登録などです。
しかし、ずれの会社も会員登録をする前に、本の査定はしてくれます。
まずはISBNコードというバーコードについてる番号を入力して本の買取価格を調べてみました。
本には、ほぼ全てにISBNというバーコードが付いています。
この番号を入力すると、何の本かがすぐにわかってしまうんです。
それと同時に買取予想価格も提示してくれます。
バリューブックスは、トップページすぐ上の検索バーに番号を入力する枠があります。
ブックオフオンラインは、買取ボタンを押し、バーコードアイコンボタンを押した先で入力します
ブックサプライは、TOPページ真ん中あたりに検索バーがあります。そちらに入力
BOOKRIVERは、問合せフォームからISBNコードを送ると、翌日には査定金額を出してくれるという仕組みです。
買取価格に納得したうえで本を売る、それがネット買取
結論からいうと、総額で最も高額の値段を付けてくれたのは【BOOKRIVER】でした。
しかし、事前の査定金額が高いからと言っても本当にその値段で買ってもらえるのか、最後まで分かりせん。さらに細かく見てみると、同じ本でも会社によって値段に大きな開きがあるのが分かりました。
今回の査定結果の詳細をお知りになりたい方は（本の具体的な情報は伏せてあります）以下のPDFをご覧ください。
買取査定一覧PDFファイル
査定段階での4社の特徴
・バリューブックス
やや高めに査定されている。本により特別高めに査定してくれる場合もある。
・ブックサプライ
今回は、古すぎたり損傷がひどいようなものは査定していませんが。驚くことに、０円というものがない！ 企業姿勢なのか、どんなに安くても値段を付けようとする心意気がうかがえる。
・ブックオフオンライン
査定が厳しい！0円の本が続出する。業界No1でもあり、既に在庫として抱えている本には価値を感じないらしいです。ただし、市場価値があると判断した本には高値が付くのが特徴です。今回もいくつか高く値を付けてもらったものがあります。ブックオフは、このような高く買い取ってくれるものだけ売ることにしました。
・ブックリバー
全体的に高値で買い取ってくれる。ビジネス専門書、医学書がいいらしい。
今回は74冊中、40冊はブックリバーさんにお願いすることにしました。
4社に査定依頼をして感じたことは、会社によって価値ある本の基準は異なるということ。すなわち、複数社に査定を依頼し、本ごとに最も高い値段を付けてくれた会社にで買い取ってもらうのがベスト！
各社の実際の買取価格と注意点
・バリューブックス
やや割高感のあった査定と実際の買取価格に違いがありました。少し残念でしたが、
予定額の8割強の金額といったところ。しかし、最終的には細かに買取の価格と評価ランクを明示してくれるのでおおよそ納得できたかなと思います。・・査定に対して約85%の金額ー送料
〇査定総額に関係なく1箱送料500円がかかる
〇デザイン系書籍は高額で査定される
〇事前査定システムあり
〇会員登録
〇身分証明書登録が必要
〇段ボール箱で発送
〇集荷は申込日でもOK。15：00過ぎると翌日以降
〇登録した住所に引き取りに来てくれる
・ブックサプライ
ほぼ、予定額と同じかチョイ良い価格で買い取っていただけました。
ブックサプライの場合、買取予想金額を調べる際、4段階のランクも設定することができます。
〇新品 〇非常に良い 〇良い 〇可 の4段階です。査定の際 〇良い で金額を出していましたので、結果もっと評価の高いものもあったということでしょうか。・・ほぼ査定通り。
〇査定総額2,000円以下の場合は送料500円がかかる。
〇査定総額2,000円以上の場合は送料無料
〇査定総額が1,000円を下回ると、送料を差し引いた金額は寄付に回されてお金がもらえない。
〇依頼すれば、発送用の段ボールも送ってくれる。
〇事前査定システムあり
〇会員登録
〇身分証明書登録が必要
〇段ボール箱で発送
〇集荷は申込日でもOK。15：00過ぎると翌日以降
〇登録した住所に引き取りに来てくれる
・ブックオフオンライン
特に傷んだ本があったわけではないので、ほぼ査定価格通りの買取でした。
前回も、デザイン系の本で1つ4600円という査定が付いたものがありました。他社で査定してもいいところ460円。何かの間違いとと思いながら買い取ってもらったら、そのまんまの金額でOKでした。ブックオフは価値ありと判断すると高く買ってくれるらしい。
〇査定が一番シビアだが、他社では出ない高額で査定される場合がある
〇査定総額に関係なく送料無料
〇事前査定システムあり
〇会員登録
〇身分証明書登録が必要
〇段ボール箱で発送
〇集荷は申込日の翌日以降
〇登録した住所に引き取りに来てくれる
・
・BOOKRIVER
おおよそ査定金額通りの買取でした。ものによって多少劣化したものは金額が下がったものもありましたが、おおよそ予定額に近い金額で買い取っていただけました。・・査定に対して約95%の買取
〇総合的に割高に査定してくれる
〇事前査定して総額2,000円以上で受け付けています。
〇2,000円以上の査定価格であれば送料は無料
〇発送用段ボールの領収書を送ると負担してくれる
〇身分証明書は直筆の申込書と一緒にコピーを荷物に同封する
〇発送は、佐川急便指定となりますが、自分で手配が必要
〇発送は着払いでOK
本の買取りについては、一括見積サイトは使わない方が無難
一番初めにさまざまな買取を紹介している、某一括見積サイトを利用してみました。
入力は、本のタイトルと買取方法を入力する方法です。
一括で複数の会社から見積もりが取れるのであれば助かりますよね。
しかし、今回買取してもらえた、7割以上の本が「買取業者が見つからないようです。ごめんなさい」というメッセージが出され査定されませんでした。本のタイトルを途中まで入力すると、本の候補リストが表示され、登録されている本のタイトルが入力できるので、入力ミスはないと思います。
一括で複数の会社の見積を出してくれるという便利なシステムですが、買取会社は今回紹介した4社以外の会社ばかりでした。現段階では、今回紹介した4つの会社さんに依頼を出すことがおすすめです。
本の買取、お得にウェブで販売する方法まとめ
１、査定をする業者を決める。
２、複数社に査定依頼し、自分の持っている本の価格を知る
３、最も高値を付けてくれた会社ごとに、分けて本を販売する
４、送料の有り無しを確認して、できるだけ送料が発生しないような総額にして販売する
５、事前査定せずにただ送ると、金額のつかない本がたくさん出るので注意。
手元に残る金額が最大になるように、手間をかけた売り方です。
今回は、査定で金額が付いたものだけを送ったので全て買い取ってもらえました。
登録や発送が手間だと感じる方は、気に入った1社にお願いするのでもよいと思います。
買取会社のルールはそれぞれに異なります。違いを理解して、上手に売れば本はお金に変わります。分けて売るのは面倒だ！という方はBOOKRIVERがおススメです。
ただし、事前の査定をお願いして金額が付いたものだけを売りましょう。
それでは皆さんの、片付けの健闘を祈ります。
